2024年1月14日
キプリスのナチュラルコードバンの財布を使い始めて3年後エイジングレポートです。
新喜皮革社のコードバンやナチュラルコードバン、キプリスの財布が気になっている方の参考になれば幸いです。
外側のエイジング
2023年はほとんどこの財布をケツポケで使用していました。
テレワーク等もあり、外出しない日もありましたが、使用頻度は多い1年間でした。
撮影環境が違いますが、飴色に近づいてるのがわかります。
ポケットに入れているので、全体的にくたっとしてきています。
ヌメ革の宿命だと思いますが、どうしてもエイジングで色むらが出てしまいますね。
使い始めて1年ほどの時は少し汚らしくも見えたんですが、今はだいぶ馴染んできてると思います。
折れ曲がる部分は特に色が濃くなっています。
以前の記事で毛羽立ちが気になると書いたんですが、現在は全く気にならなくなりました。
コードバンが馴染んだのか、毛が寝たままの状態を維持できているようです。
画像の右側にカード入れのアタリが出て、右側はポケットに入れた時の癖がついています。
外側のエイジング
こうして見比べるとずいぶん変わったなあ。と実感しますね。
小銭入れにアタリがボタンや革が重なる部分のアタリが出て、
カード入れも少し革が伸びたように見えます。
全体的に色濃くなっていますが、使用時によく触る中央の豚革の下部の変化が大きいです。
小銭入れの仲は汚れがひどいです。
去年汚れを落とそうとしましたが、あまり効果がなかったので今年はこのまま。
札入れは小銭入れほど汚れていません。
支払う際に真ん中あたりを引っ張って広げるので、その時に触れる部分は色濃くなっています。
最後に新品時との比較ではありませんが、折れる部分の閉じた状態と、小銭入れの蓋を開けた状態の画像です。
やっぱり角の部分は色が濃く変化しています。
通常のエイジングに加えて、デニムなどの色移りがあるのかもしれません。
小銭入れ部分を見ると色濃くなっているのがよくわかります。
エイジングするのも好きだけど、その中でほぼ新品時のままの部分が残っているのもなんだかいいんですよね。
ナチュラルコードバンを3年使ってみて
ホーウィンのシェルコードバンや、新喜皮革社(レーデルオガワ)のコードバンも所有していますが、今回紹介したナチュラルコードバンが一番扱いやすいです。
もちろん、同じ商品でも革質の違いがあるので一概には言えませんが。
シェルコードバンは水気に弱すぎて、少し汗をかくと曇ってしまうし、
レーデルオガワのコードバンは2年ほどで大きく色落ちしてしまいました。
そこに変わるメリットというか、魅力はあるので「どれが優れている」というわけでもないんですが、
「扱いやすさ」という観点だとナチュラルコードバンがナンバーワンです。
この記事を読んでくれた方にコードバンの種類で悩んでいる方がいたら、ぜひ参考にしてほしいです。
お読みいただきありがとうございました。