馬毛ブラシ
革辞典サムネ

馬毛ブラシ

簡単に説明するよ

馬毛ブラシとは

 革製品のほこりや細かい汚れを落とすためのブラシのこと

です。

詳しく説明するよ

革製品のお手入れをする際に『ブラシ』必需品になります。

一般的に汚れを落とすブラシクリームを馴染ませるブラシ艶を出すためのブラシがあります。

汚れを落とすブラシには馬毛ブラシ

クリームを馴染ませるブラシには豚毛ブラシ

艶を出すためのブラシには山羊毛ブラシ

を使用します。

どちらも馬毛ブラシです。

「馬だから茶色」と言うわけではなく、白っぽい毛の馬毛ブラシもあります。

色で品質や価格に違いはありません。

『馬毛ブラシ』は毛が程よく柔らかいので、汚れを払う程度のコシと

埃などの小さなゴミを革の毛穴に押し込まない程度の柔らかさなので

日々のブラッシングや、手入れ前の汚れ落としに適しています。

馬毛ブラシの特徴

馬の毛は程よくコシの強さと柔らかさを両立しているので、小さなゴミを落とすのに最適です。

毛が硬い豚毛ブラシで汚れを落とそうとすると、小さなゴミを革の毛穴に押し込んでしまう可能性があります。

逆に柔らかい山羊毛ブラシだと、柔らかすぎて細かい部分にブラシが届かずゴミが残ってしまいます。

油分を多く含んだ革や、財布などの手に取る機会の多い革製品であれば、馬毛でのブラッシングのみでも数年は問題なく使えます。

ただ、埃がついたまま放置すると埃が革の水分を吸って乾燥したり、埃の水分でカビてしまう事もあります。

手入れ道具は最小限にしたい場合でも馬毛ブラシは持っておくことをおすすめします。

まとめるよ

革の手入れ道具にはブラシが何種類かある。

それぞれ用途が違うので、手入れをするなら数本持っておいた方がいいけど、

汚れや埃を払うための馬毛ブラシは1本持っておいた方がいい。

革好き3流エンジニア
読んでくれてありがとう。
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