ライニング
革辞典サムネ

ライニング

簡単に説明するよ

ライニングとは

 靴のアッパー(甲)の、裏側の部分のこと

です。

詳しく説明するよ

靴は複数のパーツを組み合わせて作られていますが、

大きく分けると『アッパー』『ソール』の2つがあります。

『ソール』は足の底側のパーツ。

『アッパー』が足の甲側のパーツです。

これは革靴でもスニーカーでもブーツでも同じです。

革靴
スニーカー
ブーツ

赤い部分がアッパーで、緑の部分がソールです。

自分の靴を見ても、上側と下側で明らかに違いがあると思います。

この『上側』のつま先から踵にかけて、

すべてを含めてアッパーと言い、

アッパーの裏側に貼った革や布をライニングと呼ぶ。

ライニングの役割

靴の脱着のしやすさや、どれだけ足にかいた汗を吸収してくれかによって、履き心地に影響します。

素材も本革や合成皮革、メッシュなど様々です。

本革であれば耐久性は高く、足に馴染みやすいですが、カビなどのトラブルに注意です。

合成皮革であれば水に強く、カビなどの心配はありませんが、劣化が早くひび割れなどを起こします。

メッシュや綿吸汗性に優れ、靴を下した直後から柔らかい履き心地ですが、破れてしまいます。

一長一短ありますので、自分が一番求めているライニングを選びましょう。

もし破れてしまっても、素材の交換や補強の修理ができる場合があるので、お気に入りの靴であれば破れがひどくなる前に修理すると寿命が延びます。

まとめるよ

靴の甲側をアッパー、底側がソール。

靴にはいろんなパーツがあるけど、

アッパーの内側の裏張りをライニングと呼ぶ。

革好き3流エンジニア
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