コードバン

コードバン

簡単に説明するよ

コードバンとは

 馬のお尻部分を使った革のこと

です。

詳しく説明するよ

どんな革?

革の名称は主に3パターンで決められています。

・なんの動物の革か

・どの部位の革か

・どうやって鞣した革か

その中でコードバンは農耕馬お尻にある2mm程度の厚さのシェル層いう、

動物部位が指定された革になります。

下の画像の一番右のような形から、『シェル(貝殻)』や『めがね』と呼ばれます。

ホーウィン社HPより

特徴

一般的にコードバンは

・牛革の3倍丈夫で

・「革のダイアモンド」と言われるほど艶と光沢が強く

希少な革です。

革は長年使用すると、裂けたり千切れることがありますが、その心配がほとんどありません。

そして、使用し馴染んでくると、牛革では見られない「ギラギラ」とした光沢が見られます。

ホーウィン社HPより

デメリットは

希少ゆえに高価で

水に弱いです

『農耕(食用)馬』の『お尻』という限定的な部位かつ、

「2mmのシェル層を削りだす」という職人技が必要なため、

その分価格が高い革です。

水に弱いのは革全般に言える事ですが、コードバンは特に水が苦手です。

水を吸うと光沢が著しく落ち、水膨れのような染みができてしまいます。

このことから、中級者~上級者向けの革とも言われます。

コードバンの特徴

破れや裂けに強いだけでなく、折り目の皺も付きにくいです。

スムースな表面に見えますが、実はコードバンは毛羽立っていて、

丁寧に寝かせ、平らにすることで艶感や光沢を出しています。

使用によって光沢が増すのは、手から出た油分と、革の表面がより平らになってくるからです。

まとめるよ

コードバンは馬のお尻の革。

コードバンは汗や水に注意が必要だが、エイジングで独特な光沢を生む、育て買いがある。

革好き3流エンジニア
読んでくれてありがとう。
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