【エイジングレポート】SLOWの栃木レザーポーチ 3年使用のブラウンと1年使用のキャメルの経年変化
SLOW ポーチ

2023年5月15日

SLOWの栃木レザーのポーチが4年目と2年目を迎えました!

サイズとカラーは違いますが、同ブランドの同じ革のポーチです。

毎日使うというよりバッグに入れっぱなしに近い使い方ですが、いい感じにエイジングが進んでいます!!

Sサイズのキャメルカラーは1年使用

Sサイズは薬や予備のコンタクトなど、使用頻度は低めだけど常に持ち運びたいものを入れるために購入しました。

なので手に取る回数は少なめですが、バッグの中で常に摩擦が起きている状態です。

そのため色の変化はほとんどありませんが、摩擦によって光沢が生まれ、いい味わいを出しています。

SLOW ポーチ(小) 購入時
SLOW 小ポーチ 1年後

SLOW ポーチ(小) 購入時
SLOW 小ポーチ 1年後

色も少し深みが増していますが、何よりも光沢の変化が目立ちます!

画像で見ても質感が全然違いますよね。

購入時はサラサラというか、あまりしっとり感を感じませんでしたが、

今はしっとりしているし、指を滑らすと少し引っかかるような感じです。

まだエイジングしきってはいないので、さらに1年後、2年後の変化が楽しみなポーチです!


スロウ SLOW ポーチ S 栃木レザー 300S18C

Lサイズのチョコカラーは3年使用

Lサイズのポーチはもともと仕事で使う道具を持ち運ぼうと購入したんですが、

道具を持ち歩く機会が減ったので、現在はジムで使うグローブやズボンを入れています。

週に2,3回、中身をパンパンにして持ち歩いています笑

入れているのは柔らかいものなので、それほどポーチに負担はかかっていません。

こちらはもともと色が濃いのですが、それでも購入時と比べると深みのある色に変化しています。

SLOW 大ポーチ 購入時
SLOW 大ポーチ 3年後

SLOW 大ポーチ 購入時
SLOW 大ポーチ 3年後

質感はSサイズのポーチ同様、しっとり感と光沢が増しています。

最初はザラザラというか、かさついた手触りだったのが、

持ち運び時の摩擦や油分によって変化しています。


スロウ SLOW ポーチ L 栃木レザー 300S32C

手入れの頻度

だいたい3か月に1回ほど、コロニルのシュプリームクリームで手入れしています。

たぶん半年に1回でもいいくらいだと思いますが、やりたくなっちゃうんですよね笑

シュプリームクリームは水分多めで吸収も早いので、ヌメ革に非常に相性がいいです。

角の部分は擦れる頻度も多いので、痛みやすいです。

とくに底側はぱっと見で分かるくらい毛羽立っています。

SLOW 小ポーチ 1年後
SLOW 小ポーチ 1年後

SLOW大ポーチ3年後
SLOW大ポーチ3年後

重点的にクリームを入れたり、かっさ棒で毛羽立ちを寝かせたりしていますが、

数回使うと戻ってしまいます。

この辺は仕方ないと割り切るしかないですね。

大きく劣化しているわけではないので、気にせずに使用しています。

使い心地

使い心地に不満は全くありません。

まあシンプルな形状なので、見たまんまですけどね笑

まず口が大きく開きます。

全体を一目で見れるので、中身を取り出すときにストレスがありません。

SLOW 小ポーチ 1年後
SLOW 大ポーチ 3年後

革は柔らかさとコシを両立しています。

程よく柔らかいので革が突っ張って収納しにくいなんてことはありませんし、

柔らかすぎてふにゃふにゃなんてこともありません。

収納力は、SサイズはiPhone2台くらいなら少し余裕を持って入れられます。

面積は4.7インチのスマートフォンが少し余裕を持って入るくらい。

今回は『iPhone8、モバイルバッテリー、ワイヤレスイヤホン、充電アダプタ、ケーブル』を入れてみました。

SLOW 小ポーチ 1年後
SLOW 小ポーチ 1年後
SLOW 小ポーチ 1年後
SLOW 小ポーチ 1年後

これはけっこう無理に詰め込んだ例なのでぱっと見でパンパンなのが分かります。

Lサイズは半そで半ズボンと手袋1セットでパンパンになります。

面積は9.7インチタブレットも余裕で入るサイズです。

クラッチバッグと同じくらいですね。

こちらはいつもジムに行くときのセット『半袖シャツMサイズ、ハーフパンツMサイズ、トレーニング用のグローブ』を入れました。

SLOW大ポーチ3年後
SLOW大ポーチ3年後

SLOW大ポーチ3年後
SLOW大ポーチ3年後

ファスナーは今のところ引っかかりもなく、スムーズに開閉できています。

内側は麻が張られており、革のカスが持ち物に付いたりなんてことはありません。

上部にぐるっと縫い付けられているので、こんな風に外側に出すこともできます。

SLOW 小ポーチ 1年後

内側に汚れが付いたり、細かいゴミが入っている場合に手入れが簡単ですね。

少しなら水を使ってふき取っても問題なさそうです。

素材の性質上仕方ありませんが、どうしてもほつれが出てしまいます。

後々破れたり、糸が引っかかったりと使い事地に影響するかもしれないので、

面倒ですが、これに関しては定期的にほつれを切ったりして対処した方がよさそうです。

とはいえ数年使ってこれ(現状内側の手入れ無し)なら十分に丈夫だと思います。

SLOW 小ポーチ 1年後

本革のポーチを探している人にはおすすめ!

小物入れを探していて、「せっかくなら本革のポーチがいいな」と思っている人にはぜひおすすめしたいアイテムです!

理由は

★エイジングしやすい栃木レザー製

★比較的有名なブランド【SLOW】

★価格と作りの良さのバランスがいい

★同じアイテムの中から『3サイズ』『3カラー』から選べる

からです。

4つの理由について、軽くご説明します。

エイジングしやすい栃木レザー製

栃木レザーは革を鞣している会社の名前です。

正確に言うと、『栃木レザー社のヌメ革』です。

非常に質感や経年変化など非常に評判がよく、

国内で製造しているため関税や送料などで価格が上がらないので

コストパフォーマンスにも優れています。

油分を多く含んでいるので手入れも頻繁にする必要が無く、

一般的なヌメ革と比べてきれいにエイジングしやすいのも特徴です。

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比較的有名なブランド【SLOW】

SLOWは『超有名』とまではいきませんが、革製品が好きな人ならご存じの方が多いブランドだと思います。

作りの良さにも定評があり、ブランドの理念も『10年後、20年後も愛用できる』ことで、

長年使用する前提で作られています。

栃木レザーを扱っている製品を検索すると、あまり聞きなれないブランドが多く、

作りも個人のレザークラフトの延長レベルのアイテムが多い中、

知名度の高いブランドで購入できるのはメリットと言えるでしょう。

価格と作りの良さのバランスがいい

『本革のポーチ』『栃木レザーの製品』の中では少し高めの価格設定になっています。

本革であることが条件なら3000円程度のポーチも多く販売されていますし、

栃木レザーを扱っている会社の中ではSLOWはお値段高めのブランドです。

それでもお勧めするのは、【価格】【革質】【クオリティ】【確実性】のバランスが良いからです。

価格は上述のように少し高めですが、ブランドの知名度を考えるとそれほど高価ではありません。

この価格で「SLOWが作っている」という【確実性】が買えるなら決して高くないと思います。

革質も非常によく、作りも丁寧なので長年使えます。

このSLOWのポーチなら、ハードに使用しても10年は問題なく使用できるでしょう。

もちろんもっと安いアイテムで十分なクオリティのものもあると思いますが、

なかなか見分けるのが難しい。。。

もしかしたら1年足らずで壊れてしまうかもしれないし、

使ってみたら革の質が低くて気に入らないかもしれません。

そういう意味ではSLOWのアイテムはトップクラスにバランスの良いと思います。

同じアイテムの中から『3サイズ』『3カラー』から選べる

私が所有しているSサイズとLサイズ、他にMサイズの展開があります。

カラーもキャメル、チョコ、ブラックと3つから選べます。

1つのアイテムで9種類から選べるのは魅力的です。

形は好みがありますが、無難な形状でポーチをしまう場所を選ばないので、使いやすいと思います。

自立するタイプだとバッグのサイドポケットみたいな小さめのところにはしまいにくいですからね。

個人的には経年変化を感じやすいキャメルがおすすめですが、

変化が少ない方がいい方にはブラック、ほどほどに変化してほしい方にはチョコがおすすめです!

まとめ

今回は所有している2つのSLOWのレザーポーチの現状と、おすすめの理由を紹介させてもらいました!

ストレスの少ない使用感に、エイジングを楽しめる栃木レザーのポーチ。

気になった方はリンクを張っておくので、見てください^^

SLOW レザーポーチ Sサイズ

SLOW レザーポーチ Mサイズ

SLOW レザーポーチ Lサイズ

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