【購入記録】エムピウ ミッレフォッリエ[クアドレッティ ネイビー] 

2022年11月1日

ずっと気になっていたエムピウのミッレフォッリエが買えたので、レビューします！

2、3年ほど前から人気が出て、転売ヤーたちの餌食になってしまい、常に品薄の状態が続いている『ミッレフォッリエ』

私も諦めていたんですが、3ヶ月ほど前にフリースピリッツで入荷のお知らせメールの登録をして、10月末に連絡がきました！

人気のプエブロレザーやブッテーロはすぐに売り切れてましたね・・・

残っていたのは比較的新しいシリーズの『クアドレッティ』

どんな革か知らなかったので少し迷いましたが、「これを逃したらいつ帰るかわからない」と思い、一番好みに近い色のネイビーを選びました。

エムピウ

一枚革で包んだ財布『ミッレフォッリエ』

購入したミッレフォッリエは分類は二つ折り財布になるんだと思いますが、

一般的な二つ折りとは違い、1枚の革でお金とカードを包み込むような作りになっています。

なかなか珍しい作りですよね。

使い方も少し癖がありますが、コンパクトながら容量が多く、

視認性の良さから、「理想的な財布」「もうこれしか使えない」

と絶賛するファンが多くいます。

『ミッレフォッリエ』を触った感想

店頭に並んでいるところも見たことが無かったので、実際に手に取って見れたのは初めてです。

私と同じように「ミッレフォッリエに興味あるけど、購入してイメージと違ったらどうしよう」

と悩んでいる方も多いと思うので、購入時点での感想、イメージを書いていきます。

⇩動画で見たい方はこちら

サイズ感

単体で見ると

厚みはありますが、ちょうど（身長173cmの私の）手に収まるサイズ感です。

女性の中で小さい方だと「手に収まる」よりも少し大きく感じるかもしれません。

二つ折り財布と比べると

一般的なサイズの二つ折り財布と比べると、幅は同じくらいで、高さは低めです。

厚みは一番分厚い部分を比べるとほとんど差がありません。

二つ折り財布は小銭入れのフラップで上部が厚くなるためですね。

下部は約半分ほどの厚みです。

ミッレフォッリエは長方形に近い形で、どの部分でも厚みがほとんど変わらないので、

その分、厚く感じます。

ラウンドファスナーの長財布と比べると

幅は半分よりも少し大きいくらいです。

高さは同じくらいですね。

ちなみにこの長財布は一般的なラウンドファスナーの長財布よりも高さは低めだと思います。

意外だったのは厚みです。

持った感じはミッレフォッリエの方が分厚く感じますが、比べるとほぼ同じでした。

ミッレフォッリエの方は小さな個体にポケットを詰め込んでいるので、

使用すると感じ方は変わってくるかもしれません。

ケツポケすると

男性だと「財布はケツポケ」と決めている方も多いと思います。

見た目はけっこう膨らんでいますが、違和感は全くありません。

縦向き（▯←この向き）で入れています。

高さが低い分、ポケットに余裕ができているので、ポケットが突っ張ったような感じはしません。

外観

留め具

「そんなの知ってるよ」と言われそうですが一応笑

ボタンやファスナーで留める財布は多くありますが、

ミッレフォッリエは『ギボシ』を使います。斬新ですよね。

「留める」というより「引っかける」イメージになります。

最初見た時は「3年も使ったら穴が広がって緩くなるだろ」と思ってましたが、

5年、8年と全く問題なく使用している方が多くいます。

穴に切れ込みがあり、これが不要な革の伸びや劣化を抑えているんだと思います。

15年、20年の使用となると情報がないのでわかりませんが、10年程度であれば心配は不要のようです。

見た目（クアドレッティ）

横から見ると画像左のような感じです。

お札が入っているのが分かりますが、カード類は外からは見えません。

そして『クアドレッティ』シリーズの特徴になりますが、けっこうザラザラしてます。

イタリアのバベルレザーをスクラッチ加工をしているので、最初は毛羽立ったような質感で、

使用していくうちに繊維が寝て馴染んでいく革ですね。

画像では少し分かり辛いですが、加工が深い部分がちらほらあります。

経年変化をイメージできれば気にならないんですが、

どう変わるか見えていないと少し不安になってくるかもしれません。

染色は均一で、濃淡はほとんどありません。

そして思っていたより明るいネイビーです。

使用感

札入れ

画像左の部分に札を差し込み、画像右のフラップで押さえます。

差し込むとこんな感じです。

お札は10枚程度なら問題なく使えそうですが、20枚は厳しそうです。

従来の財布はお札を「入れている」状態ですが、ミッレフォッリエは「お札の半分を差し込む」ようなしまい方なので、

視認性が非常に良いです。

財布に入れたままお札をめくって数えられます。（銀行員やレジ打ちみたいにお札を縦勘定で数えられます。）

札入れが1つしかないので、金額の大きさで収納を分けたりできませんし、

差し込むので「千円札は手前、一万円札は奥」みたいな並べ方もしにくいんですが、

財布から出さなくても全てのお札をめくれるので問題ありません。

小銭入れ

カード入れを持ち上げると小銭入れにアクセスできます。

ボックス型の小銭入れで、こちらも視認性が良いです。

個人的には小銭入れの底部分の布が浮いているのが気になります。

使用に問題はありませんが、こういう部分って「ピタッ」とくっついててほしいんですよね。

カード入れ

ミッレフォッリエには革の種類のほかに、サイズでP25とP30とシリーズが分かれています。

P25は厚さ25mm、P30は厚さ30mmだそうです。

私が購入したのはP25で、カードを20枚ほど持ち歩きたい方はP30がおすすめです。

今回はP25のカード入れだと思ってください。

1ポケットに5枚程度の収納が推奨されています。

カードの厚みって色々ありますよね。

クレジットカードやキャッシュカードは厚めだし、診察券やポイントカードは薄めのものも多いですよね。

画像の一番左のポケットはクレカやキャッシュカード、保険証で5枚、

一番右のポケットは診察券などの紙のカードで5枚です。

違いは明白ですが、どちらも余裕があります。

もう少し入れることは可能ですが、閉じたときにぱんぱんになっちゃうので

やはり5枚くらいがいいんでしょう。

私はそんなにカードは持ち歩かないので、『カード5枚』『お守り』『クーポンや回数券』を入れる予定です。

入れるとこんな感じ。けっこうパンパンですね。

視認性は悪いです。

一般的な財布だと、カードは締まっていても丈夫3割程度見えていて、持ち主なら何のカードかすぐに判断できますが、

ミッレフォッリエはカードを取り出さないとわかりません。

「左のポケットの右から二番目は保険証」みたいにきっちり決めていて、しまう時もちゃんと同じ場所に戻せる方ならいいんですが、

そんな人はめったにいません。（たぶん笑）

私の場合は少なくともポケットから5枚取り出して探すことになります。

3ポケット全てカードだと、急いでる時なんか適当にカードをしまって

どこに何のカードがあるか分からなくなったりもするでしょう。

お札と小銭入れの視認性が良い分、カードの視認性は犠牲にしていると言わざるを得ません。

収納力

お札：10枚

小銭：15枚

カード：15枚

が財布にストレス無く使える容量です。

まとめ

ミッレフォッリエを購入するにあたって不安な点は『収納力』と『サイズ感』が大きいと思います。

購入を検討されている方は、今回の記事を参考にしてください！

また2か月程度しようしたら、エイジング状態と使ってみた感想をアップします！

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念のためエムピウのオンラインショップと、エムピウを取り扱っているフリースピリッツのリンクを貼っておきます。

ミッレフォッリエは定価19800円（執筆時点、一番安いモデル）ですが、メルカリなどで３万超で出品されています。

フリースピリッツは入荷お知らせメールもありますので、

どうしても今すぐほしい方以外は、少し我慢して定価での購入をおすすめします。