2020年7月16日
きっかけは一緒に仕事したおっさんの持ち物。
仕事道具を入れている袋が革製だった。
長年使っているであろう傷と艶。
ぱんぱんに入れているので、色の濃さにムラが出ている。かっこいい・・・
ってことで、数年後の自分のために革製のポーチを買おうと思い立ったのでした。
目次
栃木レザーも気になっていた
「革のエイジング」というものを調べていると、「栃木レザー」という革に行きつきます。
名前を見て「なんだそりゃ?」って思いましたが、かなり評判がいいです。
せっかくなので
もともと気になっていた「栃木レザー」×急にほしくなった「レザーポーチ」
で商品を探しました。
ネットで探してみると、栃木レザーの製品ってすごく多いです。
そして安価ですね。
革の名前を公表している製品(コードバンの財布、鹿革の手袋とか)と、していない製品(本革製の財布)では価格が大きく違いますが、
価格的にはどちらかというと革の名前を公表していない製品より少し高いくらいです。
使われている素材がはっきり分かって、それが有名なレザーなのにこの価格帯はとても優秀だと思います。
日本で作られているから関税の問題もあるんでしょうが、それにしてもありがたい。
見つけたのは「SLOW」のポーチ
ポーチって言ってもいろんな形があります。
セカンドバッグみたいな形、がま口、丸いやつ、ケース状のもの、自立するかしないか。など。
今回はセカンドバッグのような、自立はしない、入れる容量によって形が変わるものを探しました。
形が決まっているものは入れれるものが限られてきますからね。
あとはスーパーブランドじゃなくていいけど、ブランド名を展開している事を条件にしました。
どこが作ったのかわからない製品がめちゃくちゃ多いです。
せっかく素材にこだわったのに、どこの誰が作ったか分からないアイテムじゃ意味ない気がして。
作りが悪かったら台無しですからね。
あと、栃木レザーの製品は簡素な作りのものが多いです。
裏張りが無かったり、コバ処理してなかったり。
それくらいならいいんですが、「明らかに使いにくいだろ」っていうデザインも多いです。
今回はポーチなので、それほど問題ないんですが、そういうところも拘っているブランドがベストです。
候補はSLOW、ポルコロッソ、pot、HUKURO
上記の条件を満たしているブランドは4つでした。
HUKUROは作りはすごくよさそうです。
他のペンケースや財布は、使い方を考えたうえでおしゃれなデザインで作られています。
ネットで見ただけですが、モノづくりとしてかなり信頼できそうです。
が、少し価格がお高めです。
potは栃木レザー中心にアイテムを展開しているようです。
スタッフが使っているアイテムのエイジングを見本として投稿しています。
栃木レザーの扱いに慣れていそうで、価格も安めです。
が裏張りをしないタイプのブランドなのと、単純にデザインが好みと違いました。
ポルコロッソも栃木レザーの製品が多いです。
potより少し価格が高めになって、その分細かい部分がしっかりした作りになっている印象です。
デザインもよかったんですが、シボがある部分か、ない部分のどちらが使われるか分からないみたいでした。
どっちでもいいんですが、片面がつるつるで、反対派シボ革とかだとかっこ悪いので、やめときました。
すべての条件を満たしたSLOWのポーチ
口コミ含め、いろいろ調べてみました。
栃木レザー製品が多く、シボも少なめ(無いわけではない)、裏張りは麻100%、当ブランド製品を10年近く使っている人がいる=頑丈
で、形もサイズ感もばっちり。
ネットに転がっているユーザーのエイジングもいい感じ。
価格もお手頃。
あれ?欠点無くね?と思いポチリました。
ダークブラウンのLサイズを購入
写真下手ですみません・・・
少し明るくして撮り直しました。
色味は2つの間くらいです。
シボ(ブツブツ)は全くありませんが、トラ(生きているときにできた傷)は結構あります。
これが栃木レザーの特徴なので、無問題ですが。
ファスナーはスムーズに開閉でき、内側の麻の触り心地もよいです。
事前調査通り、縫製も丁寧でコスパがかなり良いレザーポーチだと思います。
毎日使うというより、必要な時に持ち運ぶスタイルになりそうなので、エイジングはゆっくりになりますが、
1,2年後に状況報告しようと思います!
サイズは3種類あります。